カプセルホテル

生まれて初めてカプセルホテルに宿泊しました。まず、自分のカギを渡されます。どうやら、これがロッカーのカギとなっているようです。自分の貴重品を守るにはこのロッカーを使用するしかありません。非常に大切なキーです。
お風呂ですが、大浴場がありました。しかも、ロッカーの隣です。…ロッカーで生まれたての姿になり、お風呂に入るのだなとやっと気がつきました。合理的です。そして、お風呂では、何と使い捨ての歯ブラシと髭剃りが山盛りにしてありました。あと、歯磨き粉は某ライオンのデ○ターのでっかい奴が3本おもむろに置いてありました。またもや合理的なカプセルホテルを見てしまったのです。
気になるカプセルな寝床ですが、高さ約1m。長さ約2m。幅約1mでした。内部には、イロイロなスイッチがついた板があり、テレビ・ラジオ・目覚ましがついておりました。しかし、年季が入ったカプセルホテルの設備を再利用しているのでしょうか、テレビのチャンネルを変えるのはボタンが一つしかありません。「?」が頭で踊りました。とりあえず、チャンネルボタンを「ぽちっ」と押してみると、どんどんチャンネルが変わっていきます。一方通行のチャンネルみたいです。もちろん、映るのは地上波+BS1&2のみ。有料放送は見れません。残念でした。いや、私は残念ではありませんが。
そして、いよいよ就寝の時間です。ちょっと湿っている気がする布団です。横になると、否が応にも空間が狭いという圧迫感があります。それにも増して、外の通路との境目が「すだれ」一枚隔てているだけという不安感(ケツの穴の心配)があり、なかなか寝付けませんでした。
あと、幸運にも同じ部屋(大きな部屋に沢山カプセルがあるという意味で同じ部屋)に20ぐらいカプセルの寝室があるのですが、他の所からイビキが聞こえてこなかったのが何よりも救いでした。これでイビキがうるさかったらどうしようと思ったのです。
ちなみに、気になる料金ですが一泊駐車料込みで3,400円でした。ちょっと高いかなと思ったのでした。多分、二度目は無いかも。ホテル名は明かしませんが。