災害ボランティア

今日は、お隣町が台風14号の影響により、多大なダメージを受けているということで、災害ボランティアに行きました。どうやら、影響の大きい所は家が完全に水没してしまった程の災害の激しさだったようです。
で、私が割当られたのは最も災害が酷かった地区の一つでした。地区の隣が川の本流が流れていて、大雨により地区全体が水に浸かったようです。よって、アチコチの家で家財道具や、畳を外に出しているのを見かけました。
そして、作業を行ったのですが、私は水没してしまった家をナメてたようです。いや、ナメているワケでは無かったのですが、想像以上の凄さでした。雨カッパと雨靴を装備していない私は、体中泥まみれ。周囲が泥だらけなのだから、そうなるのもしょうがないのでしょうが。
ちょっと大変だった所について列挙してみたいと思います。

  • 停電してから4日以上経過した後の冷蔵庫の中身を外に出す・・・
  • 狭い・臭い・暑い・汚いという苦しい状況の中、部屋の奥にある水に浸かった荷物(元が何が何だか不明)の物を引っ張り出す状況
  • 水を吸った畳は男二人では持てない重さ。また、水を吸った衣類がこんなにも重いとはお釈迦様でも気付かないはず。
  • 後半、脳がおかしく?なったのか、何のニオイなのか解らないけど、どうでも良くなる自分。普段では、絶対に手を突っ込まないようなゴミの山に手を突っ込んで、ゴミ袋に投げ込めていた。

帰る時には一緒に行った全員がヘロヘロになっていました。・・・確かにこの作業を、お年寄りの方1人暮らしの場合は片付けできないでしょうね。私は、今まで災害ボランティアに行った事がありませんでしたが、やっと被災者の大変さ・災害ボランティアの大変さがちょっとだけ解った気がします。